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アフガンでの「斬首戦略」は、台湾版には使えない?(追記あり) 小川和久『ヤマトンチュの大罪』(2)

■斬首戦略とは何か■
 「中台有事のシナリオとして、中国軍が特殊部隊だけを派遣して台湾の政権中枢を制圧し、親中政権を樹立して台湾を支配下に収めることを想定。親中政権が台湾全土を完全に掌握するまでの数日間に、在沖縄海兵隊を台湾に急派し、中国による支配の既成事実化を防ぐ必要があるとしている」(「沖縄海兵隊の戦闘部隊、米「移転困難」(2005年6月30日 読売新聞)」(「なぜ普天間基地移設先は沖縄県内でなければならないのか」『週刊オブイェクト』様より孫引き))。これが、斬首戦略と呼ばれる戦略です。なんだか小説のような話ですが、海兵隊もこれを念頭に入れているようです。で、その対処のために、普天間基地の海兵隊ヘリコプター部隊(もちろん地上部隊も)が必要だ、というわけです。
 「戦況次第で急ぐ必要がある場合は、強襲揚陸艦の到着を待たずに普天間基地から飛び立ち、台湾の首都・台北に直接ヘリボーン降下し、米軍による直接介入を果たします。(略)台湾海峡有事の際、開戦初頭に中国の特殊部隊が台湾行政府・軍指揮施設を占拠し、台湾軍の指揮系統を麻痺させ、本隊の侵攻を助けようとする手段に出て来た場合、もし自力で特殊部隊を排除できなければ組織的抵抗を行う事すら困難になります。そういった場合に外から介入できる戦力が用意されていれば、指揮系統を回復できる可能性が生まれるので、手札の一つとして「沖縄の米海兵隊ヘリコプター部隊」の即時介入能力が必要となってきます。」(以上、前掲「なぜ普天間基地移設先は沖縄県内でなければならないのか」)。
 つまり、 強襲揚陸艦等で襲来する米軍の救援より前に、中国の特殊部隊が台湾行政府・軍指揮施設を占拠が可能で、台湾が自力で特殊部隊を排除できない場合、かつ、米国海兵隊の介入により台湾側の指揮系統を回復できる可能性が十分ある場合、 普天間基地の海兵隊ヘリコプター部隊が必要だ、と。
 反論するとすれば、①’ヘリコプターを使って急行しないと本当に間に合わないのか、②’兵が神速を貴ぶとしても、海兵隊の時間稼ぎがないと(あとで空軍・海軍の増援が来るという想定)、台湾側は台湾行政府・軍指揮施設を死守できないのか、③’そもそも、数的に、中国の特殊部隊に対して、駆けつけた米国海兵隊は時間稼ぎが出来る実力があるのか、という三点です。
 以上をまとめると、沖縄の米海兵隊ヘリコプター部隊の即時介入能力が必要な場合は、①中国の特殊部隊が台湾行政府・軍指揮施設を占拠することが可能であること、②台湾側が自力で特殊部隊を排除できないこと、③海兵隊が早期に駆けつければ、米国海軍・空軍が来るまでの時間稼ぎが可能であること。(注1)
 この作戦のシュミレーションは、素人には出来ないので、ここではそれを行いません。しかしそもそも、この作戦には、果たして現実性があるのでしょうか。「海兵隊はあくまでも最悪の事態に対する備え、つまり保険」という意見は、おそらく正しいものだと思いますが、保険のかけすぎは、かえって、家計その他を圧迫します。家計(予算とか国内事情とか諸々)との相談も、やはり重要です。
 そもそもこの作戦、前例があるのでしょうか。それっぽいものがある様なので、検証などしてみましょう。

■アフガンでの「斬首戦略」は、台湾版でも類比可能か?■
 「このような特殊部隊だけで全てを完遂する作戦は少し考え難いのですが、主力部隊と呼応しての作戦ならば十分に有り得る事です。例えばソ連のアフガニスタン侵攻は、首都カブールに侵入したソ連特殊部隊「アルファ」によるハフィズラ・アミン議長暗殺から始まっています。これは同盟国の首挿げ替え手術作戦であり、台湾問題とは条件は異なりますが、同様の作戦を中国が行ってくる事を台湾は酷く恐れています。特殊部隊への対応の場合は、戦車や重砲といった大型装備は要らないので、ヘリコプターで輸送できる戦力で何とかなります。沖縄は米陸軍の特殊部隊グリーンベレーも駐留して居るので、海兵隊と共にこういった状況に対応できる戦力が集まっています。」
 例として挙げられている、ソ連のアフガン侵攻の件です。
 まず明瞭にしておくべきことは、次のことです。「同盟国の首挿げ替え手術作戦であり、台湾問題とは条件は異なりますが」というふうに断られている通り、アフガンでの事例はあくまでも、既に軍事顧問としてアフガン政府内部に深く入り込んだ経験があり、かつ、少なからぬ「内通者」の協力があったという条件がある点です。(注2)
 アフガンのクーデタの場合、アミンは自身の所属する政党の覇権争いに負ける形で、裏切られたのではなかったでしょうか。しかも、当時アフガンはすでに、イスラーム原理主義者たちの抵抗運動による内乱状態にあったはずです。そして、アミン自身が、対応のためにソ連軍介入を要請したはずなのです。
 ですので、この件を使って、台湾斬首作戦を、本気で正当化しようという人がいたとしたら、考え直す必要があるように思います。
 念のため引用です。「1978年にアフガニスタンでは、共産主義政党であるアフガニスタン人民民主党による政権が成立したが、これに対抗する武装勢力蜂起が、春頃からすでに始まっていた。ほぼ全土が抵抗運動の支配下に落ちたため、人民民主党政権はソ連に軍事介入を要請した。ソ連軍は1979年12月24日に軍事介入した。人民民主党内の反大統領派は、介入を要請したハーフィズッラー・アミーン大統領を処刑し、バーブラーク・カールマルを新たな大統領とし、アミーン政権に対立していた人民民主党内の多数派による政権が樹立された」(「アフガニスタン紛争 (1978年-1989年) - Wikipedia」)。これが実情のようです。
 今回のケースと比較するのであるなら、台湾内部に「内通者」が必要となるはずです。台湾内部に、中共の侵攻に呼応してくれる存在がいるのかどうか、この点は重要です。それも、ここまで事を荒立ててでも、中国と「合体」したいと思うような「内通者」です。可能性があるのは、国民党を中心とする台湾内部の親中的勢力なのでしょうが、彼らは2010年6月時点で、与党ですし、野党だとしても、これを実行するだけの動機があるでしょうか。
 そもそも、現状において、「イスラーム原理主義者たち」のような存在が内乱状態を引き起こす可能性は、あるのでしょうか。仮に万一あったとしたら、台湾軍が介入を要請するのは、おそらく米軍ですので、もしかしたら米国海兵隊こそ脅威なんじゃないか、ってミサカはミサカは思ってみたり。
 以上、今回のケースにおいて、アフガンのクーデタを事例として持ち出すことは、難しいように思われます。スペツナズ(with ソ連軍)はすごいですが、スペツナズ(featuring ソ連軍)だけで、華麗なクーデタは起こせません。
 もし仮に、「嘗てのソ連がアフガンに侵攻したケースと同様の事態に陥っても、初動で介入を行う事が出来ます。この選択肢は、台湾有事の可能性がある限り、放棄すべきではありません」などとの給う人がいたとしたら、優しく指摘してあげたほうがよいでしょう。考えすぎですよ、と。
 次回は、海兵隊を沖縄に残す以前にやるべき法的整備の問題と、斬首戦略という荒唐無稽に対抗する、より一層荒唐無稽な対策について書いていく予定です。

■結論■
・アフガンでの、ソ連によるアミン暗殺の事例を、台湾において想定される、大陸側による斬首戦略に当てはめるのは、無理があります。

(続く)


(注1) 既にこの点に疑問を持った方はおられます。「沖縄海兵隊はソマリアの二の舞を望むのか」『いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」』の記事です。
 「沖縄の海兵隊の投入ということについて、いくつかの疑問点が生じます。/ア)台湾軍が排除困難な程の戦力が一気に侵入してくるのか?/イ)侵攻側の数的不利を超える程に特殊部隊の能力が高いのか?/ウ)もし台湾軍が敗北するくらいに侵攻側戦力が強力である場合、海兵隊投入の妥当性はどうなのか?」という指摘は正しいものです。斬首戦略の現実性の希薄さは、ディテールの弱さに起因していると見るべきなのでしょう。
 というより、ディテールに関する指摘の少なさは、ことによったら、誰も斬首戦略の成功するビジョンについて誰も考えていない証拠なのかもしれません。ことによったら、このような作戦が正面から語られてしまうほどに、大陸側による台湾占領は実現可能性が無い、と判断すべきなのかもしれません。

(注2) ソ連がアフガンに、既に軍事顧問として内部に深く入り込んだ経験があることについては、前掲「アフガニスタン紛争 (1978年-1989年) - Wikipedia」をご参照ください。なお、上に書いた「内通者」とは、ここではアフガニスタン人民民主党の一派閥、パルチャム派が該当するでしょう。


(追記) 調べてみたら、自分の文章のコピペが使われているのを発見しました。
 こういう文章です。

アフガンでの「斬首戦略」は、台湾版でも類比可能か?

アフガンでの事例はあくまでも、既に軍事顧問としてアフガン政府内部に深く入り込んだ経験があり、かつ、少なからぬ「内通者」の協力があったという条件がある点です。
 アフガンのクーデタの場合、アミンは自身の所属する政党の覇権争いに負ける形で、裏切られたのではなかったでしょうか。しかも、当時アフガンはすでに、イスラーム原理主義者たちの抵抗運動による内乱状態にあったはずです。そして、アミン自身が、対応のためにソ連軍介入を要請したはずなのです。
 ですので、この件を使って、台湾斬首作戦を、本気で正当化しようという人がいたとしたら、考え直す必要があるように思います。

このケースと比較するのであるなら、台湾内部に「内通者」が必要となるはずです。台湾内部に、中共の侵攻に呼応してくれる存在がいるのかどうか、この点は重要です。それも、ここまで事を荒立ててでも、中国との併合を望む「内通者」です。
可能性があるのは、国民党の親中的勢力なのでしょうが、彼らは、与党ですし、野党だとしても、これを実行するだけの動機があるでしょうか?
そもそも、現状において、「イスラーム原理主義者たち」のような存在が内乱状態を引き起こす可能性は、あるのでしょうか。
仮に万一あったとしたら、台湾軍が介入を要請するのは、おそらく米軍ですので、もしかしたら米国海兵隊こそ脅威なんじゃないかね。
 以上、今回のケースにおいて、アフガンのクーデタを事例として持ち出すことは、荒唐無稽に思われます。
もし仮に、「嘗てのソ連がアフガンに侵攻したケースと同様の事態に陥っても、初動で介入を行う事が出来ます。この選択肢は、台湾有事の可能性がある限り、放棄すべきではありません」などとの給う人がいたとしたら、優しく指摘してあげたほうがよいでしょう。
考えすぎですよ、正気ですか、と。

なるほど。
 100%パクリです。出典書いて欲しかったですし、コピペするにしても、「アフガンでの「斬首戦略」は、台湾版でも類比可能か?」は消すべきでしたね。
 で、こんなコピペ文章に対して、マジで反論している方がいたみたいです。「第1海兵航空団司令部のグアム移転が中止、沖縄に残留する方針」(『週刊オブイェクト』様)のコメ欄です。
 曰く、

>>内通者についてならそれについての懸念を書いた報道がどっかにあったような……
「台湾有事で海兵隊は役に立たない」という主張でも内通者の存在を根拠の一つに挙げている人が居るし
台湾の中にも裏切り者が居る状況で海兵隊に何ができるんだ、って主張をしてたってことね
動機にしてもそもそもの中国が「一つの中国のためあらば」な国だから、そちらにつく人間というのは……

だからその『内通者』の存在を持ち出して「海兵隊を投入しても無駄」って反論があるのが現実なんだが?
現実にもそういった『内通者』を危惧する報道がされているし、そういった存在に邪魔されても海兵隊で
何とかできるのか、という反論が米海兵隊に関する議論で出てくるぐらいなんだから
それに中台の場合には「一つの国家になるべき」と考える人間が存在しても不思議じゃないない、つうか居る
「事を荒立てても」と言っても、チベットやウィグルのあれを穏便と称する人間は中国内外にいくらでも居る
むしろ全面的な戦争行為なしで台湾を軍事的に制圧できれば褒め称える人が出てきそうだ

だそうな。

 コピペ文章ですが、これすらきちんとお読みでないようですね。面白いから、反論してみましょう。
 
>内通者についてならそれについての懸念を書いた報道がどっかにあったような……
>「台湾有事で海兵隊は役に立たない」という主張でも内通者の存在を根拠の一つに挙げている人が居るし
>台湾の中にも裏切り者が居る状況で海兵隊に何ができるんだ、って主張をしてたってことね
 じゃあ、今すぐに情報ソースを出しましょうね。
 あと、一応上のコピペの方も、「現状において、「イスラーム原理主義者たち」のような存在が内乱状態を引き起こす可能性は、あるのでしょうか。」と書いてあります。
 別に内通者だけで成功するのではなくて、台湾国内が内戦規模の動乱に巻き込まれていることや、ソ連が既に軍事顧問としてアフガンの政治に深く入り込んでいたことも重要なのです。そこは、気付いて欲しいですね。
 それから、そんなに内通者を気にするくらいなら、米国語自慢のCIA様のお力で排除すべきなんじゃないでしょうかね。解決するなら、沖縄の基地云々よりも、そっち先ですな。頑張りましょう。

>そういった存在に邪魔されても海兵隊で何とかできるのか、という反論が米海兵隊に関する議論で出てくるぐらいなんだから
 なら、それでもなお海兵隊が活躍できるようなプランを呈示しましょうね。こっちの批判は、ディテールがダメダメだということです。

>それに中台の場合には「一つの国家になるべき」と考える人間が存在しても不思議じゃないない、つうか居る
 情報ソースを要求します。

>「事を荒立てても」と言っても、チベットやウィグルのあれを穏便と称する人間は中国内外にいくらでも居る
>むしろ全面的な戦争行為なしで台湾を軍事的に制圧できれば褒め称える人が出てきそうだ
 「チベットやウィグル」は、一応、中華人民共和国の一部という扱いを、米国様も公式には認めてるんじゃないですかね。チベットの場合、ダライ・ラマも、一応は、中国からの独立じゃなくて、自治を要望していたわけで。一応。
 一方、台湾の場合、北京政府の実質的な統治下には無いわけだから、一応政治的には独立の勢力と見なしうるでしょうね。米国には台湾関係法もあるくらいだし。
 前者と後者は、立場上は、実質的な統治主体が異なることになります。北京政府が、自身が実質統治していない台湾を侵攻したら、「事を荒立てて」国際問題になるでしょ。少なくとも米国政府には、「穏便」じゃないでしょうね。

>それに中国政府は、台湾が独立をほのめかすぐらいで過剰反応するからね。だから台湾はいろいろ神経使う
 ちなみに、中国政府なら、「台湾政府は、中国からの独立をほのめかすという『一つの中国』の原則に反する冒涜的行為をするからね。だから中国はいろいろ神経使う」と反論するでしょうな。彼らからしてみるなら、過剰反応どころか、当然だと見なすでしょ。何せ、中国にとって、自国の面子と政治的正当性が関るわけだから。

 ちなみに、台湾内部に中国の内通者という実例を見つけますた。「これまでにも贈収賄容疑などで摘発された国民党政治家の多くが中国に逃亡するケースが相次いでいた。台湾メディアは捜査当局内に内通者が存在する可能性も指摘している」だそうな(「台湾最大の司法汚職摘発 馬英九政権への影響は?」『MSN産経ニュース』より)。
 アフガンの事例の場合、こういった(金銭的な?)買収レベルじゃなくて、「政党の覇権争い」で、一方の勢力がソ連と組んだという、政争レベルなのお話なんで、そこんとこ勘違いしちゃダメですな。
 もういっかい、念のため引用です。「1978年にアフガニスタンでは、共産主義政党であるアフガニスタン人民民主党による政権が成立したが、これに対抗する武装勢力蜂起が、春頃からすでに始まっていた。ほぼ全土が抵抗運動の支配下に落ちたため、人民民主党政権はソ連に軍事介入を要請した。ソ連軍は1979年12月24日に軍事介入した。人民民主党内の反大統領派は、介入を要請したハーフィズッラー・アミーン大統領を処刑し、バーブラーク・カールマルを新たな大統領とし、アミーン政権に対立していた人民民主党内の多数派による政権が樹立された」。
 こういうことです。「内通者」って、「アミーン政権に対立していた人民民主党内の多数派」ことだったわけですな。注意しようね。

2010/10/9、追記

コメント

No title

アフガンの例はすさまじいですね。
ほぼ全土が武装勢力の手の内に落ちちゃうって、アミン政権ってどんだけ軍事力ないんでしょう。
台湾に当てはめるなら、台北以外全部反乱軍の手の内に落ちたってとこじゃないでしょうか。
台湾を心配するなら、まず台湾政府が軍事力を把握できなくなってからでいいと思います。
まあ台湾は狭いですから、台北が落ちるまではそうかからないでしょうが…斬首作戦、いらないですよね。

アミンの前例としてのムハンマド・ダーウード

> ほぼ全土が武装勢力の手の内に落ちちゃうって、アミン政権ってどんだけ軍事力ないんでしょう。

 アフガンのことはあまり詳しくないですが。背景にあるのは、ムハンマド・ダーウードの存在でしょう。
 以下、Wikipediaより引用しつつ。

 「首相在任時、ムハンマド・ダーウードは、国軍の近代化を重要な任務と考え、ソ連に援助を要請した。1956年から、ソ連の軍事援助がアフガニスタンに提供され、アフガン軍にはソ連の軍事顧問団が駐在し、アフガン軍将校はソヴィエトに留学した。」
 ソヴィエト勢力を内部に引き入れたのは彼ですから、斬首戦略の原因の一つは、彼が作っているようです。

 「ダーウードは、軍事分野の他、経済及び社会・教育システムにおいても改革に着手した。改革に反発したウラマー会議は、反政府キャンペーンを組織した。回答として、ウラマーに対する大規模な弾圧が行われ、以後、旧世代のムッラーは社会に対する影響力を失い、学生達はより急進的なイスラーム主義を志向するようになった。」「イスラーム主義者に対する弾圧が強化され、後にムジャーヒディーンの指導者となるグルブッディーン・ヘクマティヤール、ブルハーヌッディーン・ラッバーニー、アフマド・シャー・マスード等も国外に逃れざるを得なかった。」
 イスラーム勢力の反発の原因は、彼にもあるわけですね。ムジャヒディンが立ち上がる契機は、ここにもあった、と。

 「弾圧は当初彼の改革を支持していたアフガニスタン人民民主党のパルチャム派にも及び、彼らは政府から追い出された。1978年4月27日、アフガニスタン人民民主党支持者の将校が指揮する数台の戦車、3機の飛行機及び歩兵の小部隊が軍事クーデターを起こし、翌28日、彼は革命派将校により殺害された。」
 自分を支持していた社会主義勢力を弾圧して、結果クーデタを招いたわけです。アミンはアフガニスタン人民民主党の内紛に負けて暗殺されたわけですが、こうしてみると、ムハンマド・ダーウードと同じ末路をたどったも同じです。
 回答ですが、内紛ばかりでは「軍事力ない」のは無理もないでしょうね。

> 台湾に当てはめるなら、台北以外全部反乱軍の手の内に落ちたってとこじゃないでしょうか。
> 台湾を心配するなら、まず台湾政府が軍事力を把握できなくなってからでいいと思います。
> まあ台湾は狭いですから、台北が落ちるまではそうかからないでしょうが…斬首作戦、いらないですよね。
 肯定します。

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