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黒船は鉄製ではなかった

 矢部宏治『本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること 沖縄・米軍基地観光ガイド』を読んでいたら、「黒船っていうのも、防腐剤として木材にタールをぬっていたから黒かっただけで、鉄製じゃなかった」という記述があった。
 意外に知らない人が多いらしい。
 「鉄の城」(某マジンガーZ)みたいに、「くろがね」というイメージがあるんだろうか。



 本書を読むまで知らなかったのだが、低空飛行訓練は、米国本土ではやらないらしい。
 伊波洋一の話によると、米国のキャンプ・ペンドルトン(アメリカ海兵隊最大の基地)の近くにあるオーシャンサイド市の市長に、基地被害についてたずねたところ、こう言われたという。
 「被害? 市民に被害をあたえては基地は存続できませんよ」
 さらに、「航空機の音は聞こえないし、ヘリコプターを見たこともない。何十年か前に砲撃演習の音が聞こえて住民から苦情がきたので、司令官と市が相談して演習の場所を変えさせたことがあった」
 米国の土地の広さを考えても、すごい雲泥の差だと思わざるを得ないエピソード。



 1995年に、沖縄県・太田知事(当時)が代理署名を拒否したときも、日本の国会はそれを無効にする「米軍用地特措法改正案」を「衆院9割、参院8割という圧倒的多数」で可決してしまった。
 これについて、著者は、「これは特定の地方だけに適用される特別法は、その地方の住民投票で過半数の同意を得なければならないとする憲法95条の精神にあきらかに反した行為でした」と述べている。
 精神に反しているということは、一応合法ということなのだろうか。一応は。
 それにしても、酷い結果だといわざるを得ない。
 これが美しいニッポソの風景なのだから。
 基地問題とは、国外問題である以前に、国内(格差)問題だと思う。

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